榊組の型枠工事

創業者”榊与八”から、
受継がれた意志は、より強く、固く。

型枠とは何か?

「決められた形に固める器」 型枠とは「コンクリート製の建物を建設するときに必要となる器」の事です。コンクリートは液体のようなものですので、それを決められた形に固める為には何らかの器を作らねばなりません。
その為、一般的には熱帯材から作られた合板を使用し、設計図に合わせて木造の鋳型(=型枠)を作ります。
ちなみに、その木造の鋳型を建てる大工さんの事を「型枠大工」と呼びます。その後、建てられた型枠の中にコンクリートを流し込み、固まった後にその型枠を取り外すと・・・コンクリートが建物の形に仕上がるわけです。
こうした型枠を組み上げ、コンクリート製の建物の躯体を形成するための工事を「型枠工事」と呼びます。
そして、弊社はこの型枠工事を主要事業としているのです。

型枠大工の仕事

型枠工事業者の全国団体である「一般社団法人 日本型枠工事業協会」により作成された型枠という仕事の紹介動画です。当動画の作成には弊社も企画段階から協力致しました。

型枠工事の歴史

110年余りの歴史

日本で型枠により、コンクリート建造物が造られたのは明治32年ごろと言われています。
初めの「型枠」は、建物と同じ床面積の木造家屋と同じくらいの量の木材を使用し、主として木造大工や鳶・土工で行われ、予算に占める型枠工事費の割合は大きかったのでないかと考えられます。

型枠工事の専門職いわゆる「型枠大工」

昭和42年には「コンクリート型枠用合板(通称コンパネ)」が日本農林規格(JAS)より公布されました。これ以降「型枠」といえば「コンパネ」と言われるようになりました。
コンパネは全国に広がり、より精度の高い型枠工事が普及し、型枠工事の専門職「型枠大工」が生まれました。

構造・仕上げの一部を担う重要な地位

明治末に型枠が取り入れられた時に、仕様書には現在の「型枠」が「仮枠」として、「仮設工事」の中に含まれていました。
それが、現在では「仮」ではなく、「本設工事」として、ミリ単位の精度が要求される仕事となり、構造・仕上げの一部を担う重要な工事として位置付けられております。

創業者”榊与八”の意志・理念

榊 与八が福岡県八幡市大字尾倉において一般建築の型枠工事を主に榊組を創業。当時地元のみならず満州ハルピンや、大韓帝国平壌などからの受注へも対応していました。
技術の追求と必ず工期を守ることを理念とし、信用と人脈を築いてまいりました。

信用第一。信用とは、必ず工期を守ること。創業当時、榊与八が掲げた理念です。
この理念は、今も尚しっかりと受け継がれています。

“榊組”に受継がれた3つの意志

  1. 工期を守る当たり前の事だと思っておりますが、信頼してご依頼をいただいている以上、お約束する工期に関しては、最善の努力を尽くして守ります。
  2. 常に技術力向上を目指す技術は、月日が経つごとに新しいものが生まれています。新しい技術と今までのノウハウを融合し、榊組だからできる型枠工事をご提案させていただきます。
  3. 一期一会を大切にするお会いできたことを、運命だと感じてご対応をさせていただいております。
    せっかくお会いできたことを嬉しく思い、誠心誠意しっかりと向き合います。

環境への取り込み

リサイクルを徹底しています 建設工事に伴い排出される廃棄物(建設廃棄物)は、全産業廃棄物の約2割を占めています。
また、不法投棄量の約6割が建設廃棄物とされているのです。

そうした中、2000年5月に「建設リサイクル法」が成立、2002年から全面施行されました。この法律では、「建築物等に係わる分別解体」そして「再資源化」等が義務付けられています。
つまり、これから資源循環型社会を構築する為には、私たち建設業界に関わる全ての人々が建設廃棄物の発生抑制、リサイクルの徹底を図る必要が強く求められているのです。
こうした流れに先駆けて、弊社は1999年7月に「エコ・アップ事業所東京宣言」に登録(府中市の建設業では最初の登録業者)、使用済み型枠材の分別・再使用等に積極的に取り組んできました。

また、本社ビルにおいては照明、空調共先進的な省エネ機器を導入し、常に電力使用量を「見える化」しモニタリングすることにより、節電への取り組みを行っております。

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